閣僚の靖国神社参拝についての雑感

ラジオで知った。私の感想としては、「よくやった！」でも「ケシカラン！」でもない。まぁどちらかと言えば、前者よりだが。

ニュースにするのはいいが、参拝したことだけを報じる、それ以上の、「国内外の反発はが予想される云々」は完全に蛇足だ。


いくつかの局の報道を比較してみたが、ほぼ同じだった。ネットの個人ブログや掲示板の意見とテレビやラジオの報道、どちらが一般国民の意見と近いだろうか？

さて、参拝した閣僚の中では古屋さんが一番立派だった。「国務大臣として」と明言していた。よく報道にある「私人として」というのは「逃げ」だと思う。遠慮することはない。


そして、予想通りというか、ここまで思った通りだと逆につまらないのだが、中国と韓国が反発してきた。特に韓国は訪日の予定をとりやめたという。

これは既にネットで指摘されているが、麻生副総理が参拝した裏には「韓国は来なくてよい」という言外の意思表示があるのではないか、ということだ。

白状すれば、私としては今回の麻生さんの靖国神社参拝は意外だった。以前、総理大臣のときになんだかんだ言って結局参拝を避けた前例があったからだ。


私は靖国神社に対しては否定的ではない。学校では靖国神社に関しては何も知る機会はなかったから、無知・無関心なままだったが、 近年になって知って今では時々少額の寄付をしている。必要だと思うからだ。

いろいろ調べてみて、知れば知るほど日本のメディアの姿勢は異常だと思う。

誰もが何の気兼ねもなく参拝できる場所になるにはまだ時間がかかりそうだが、その為の一歩として私は今回の閣僚の参拝を支持する。