時系列的には前の更新より前のこと。

今日の午後、長くなってきた髪を切りに美容室に行ってきた。気のいいオッチャンが数人のアシスタントとやっている、アットホームな美容室。

「オシャレ?何それ!?」なオジサンではあるけれど、髪を切るのはいつも美容室という不思議。


まぁ、昔は地元の理髪店を利用していたのだけれど。



以下、回想。

いっこうに外見に気を遣おうとしない学生時代の僕(当時オタサー所属)に姉ちゃんが、「少しは外見に気を遣おうよ、私が通ってる美容室を紹介してあげるから、吉祥寺駅で待ち合わせね!」と、連れて行かれたのが僕が美容室に通うことになるきっかけだった。

確か、改札を出て徒歩数分のところにある真っ白な2階建ての美容室だったと思う。お店の名前は忘れてしまったけれど。

僕にはこれは敷居が高すぎるよ…と二の足を踏んでいたら、姉ちゃんは「これ、うちの弟です。」…と、背中を押されて入店。

受付のお姉さんが、「こんにちは。アーティストの指名はありますか?」と声をかけてきた。そんなのあるわけない…って言うか、アーティスト? 都会は違うなぁ…と思ったのを覚えている。

「お任せで。」そう言って、このあたりで姉ちゃんは帰っていった。

初日はMさんという女性アーティストで、2回目からKさんという男性アーティスト、で、結局2年くらいそこに通った。お客さんはほとんどが女性、なかでも吉祥寺マダム(そう見えた)が多数派だった。
その美容室に予約を入れてた日は姉ちゃんの住んでたところに遊びにいったり、吉祥寺の街を探索するのが楽しみだった。


いま思い返せば、夢のような日々…、都と鄙ではそれほどまでに世界が違って見えた。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索