亡くなって何年にもなるが、母方の祖父は厳しい人だった。

何事においても、最適解しか認めない。食事のマナーもずいぶん厳しく躾られた。etc.etc.


マナーに関して言えば、幼少時に身に付けておいて損のないものだが、当時は何でこんなに厳しいんだ…?と、いつも思っていて、そんなだから祖父を苦手としていた。


祖父と書いているが、亡くなる間際まで「おじいちゃん」と呼ぶことを自他ともに認めなかった。

自分のことを「おじちゃま」としか言わないので必然、そう呼ぶしかなかった。


長く続く家ゆえのこだわりだったのだろうか、今となっては知る由もない。

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